学園概要 理事長挨拶 Greeting

新渡戸文化学園は新渡戸・森本先生の教育理念を礎として、90年以上の永きに亘り若き人材の育成に取り組んでまいりました。 女性が社会で活躍することを願った教育機関である女子経済専門学校を前身とする学園は、現在では子ども園から短期大学までの総合学園となっております。

時代は大きな変わり目にあります。 人生100年時代において、学生→仕事→余生という単線的な人生設計から、仕事と学生を行き来したり、複数の仕事に取り組んだり、などの人生の複線化が想定されます。

さらにSociety5.0の社会、少子高齢化の進行、SDGsに代表される持続可能な地球環境への取り組みなど、大きな変化の中で私たちは今を生きています。 このような時代に学校は何をすべきか、どうあるべきかを今後も問いながら、学園において教育活動を実践していきたいと思います。

学園初代校長の新渡戸稲造先生は以下のような言葉を仰っていました。

「教育とは新しい知識を教えることでなく、新しい知識を得たいという気持ちを起こさせることである」

「人づくりを行うために「学俗接近」つまり、学問と実社会を結びつける教育を目指したい」

「何だか後光が放っているような明るい気分の人がいるという学校でありたい。
先生と生徒は敬愛の念でいてほしい」

このような新渡戸稲造先生のお言葉は以下の柱となり、学園に生き続けております。

  • 学ぶ気持ちにあふれた自律型学習者の育成
  • 社会と真に一体となった教育活動の実践
  • 生徒・先生ともに笑顔あふれる学園環境

この3点については、当学園の抜きん出た圧倒的な特徴として成果を発揮し、日本の教育全体に良い影響を与えられるような教育機関になることを願っています。

園児・児童・生徒・学生の幸せな人生に貢献する学校であることを最上位の目標に、また言うまでもなく、学校生活そのものが幸せな日々であるように、教職員力を合わせて全力で頑張ります。

100周年に向けてますます発展する新渡戸文化学園にどうぞご期待ください。

学校法人新渡戸文化学園
理事長
平岩 国秦