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クリスマスに本屋をオープンしよう!1日目

クリスマスに本屋をオープンしよう!1日目

written by yusuke-yamauchi

VIVISTOP NITOBE OpenDAYの新しい企画がスタート!

12/24(土)に下北沢で開催される「小径のノエル」というイベントに本屋を出展しよう!という今回の企画。

8名のVIVINAUT(VIVISTOP会員)が挑戦します!

この企画の実施にあたって、”本”についてはVALUE BOOKSと連携!

VALUE BOOKSは古本の買取を行う会社。毎日約2万冊の本が届き、インターネットを通じて次の読み手へと届けているのですが、なんとその半分にあたる1万冊は、売ることができず、古紙回収に回ってしまうのだそうです。

この企画では、その本の中から自分たちで売りたい本を選び販売しよう!というもの。

本の流通や事情を学び、理解しながらこの企画にあてて考えます。

そうか。それなら売上はどうしよう。売上が自分のものになるのもちょっと違和感がある。

そこで紹介されたのが、VALUE BOOKSが取り組む「Charibon(チャリボン)」本の寄付を集めて、NPO・NGO団体や大学の活動資金となります。この仕組みをつかって、自分がここが良い!という寄付先を見つけよう!

へぇー!こんないっぱい寄付先の候補があるんだ!

こんな取り組みがあったんだ!ここもいいけど、こっちもいいね!

それぞれが悩みながらも自分で寄付先を決めていきます。もしかしたら12/24当日に「売り上げはどうなるの?」と聞かれるかも。そんな時は、寄付先とそこを選んだ自分の想いも合わせて伝えられたらいいよね。

何故に気になったんだろう。どこに共感したんだろう。寄付先についてさらに調べたい!というメンバーも!

寄付先が決まったら、本を選ぼう!

VIVISTOPの棚に本がぎっしり詰まってる!!

え!!ここにもあるの!?

その数なんと、1,000冊!!

古紙回収に回ってしまう本の中からVALUE BOOKSさんが集めて送ってくれました。

1,000冊の中から、自分の本屋に並べる本を選んでいく。好きなものにしようか。売れるものにしようか。気なる本がたくさんありすぎて悩んじゃう!!

中身が気になるから、やっぱり読みたくもなる。図書館でも本屋でもない。本と関わる不思議な時間。

ね!この本持ってる!家にある!

これすごい昔の本だ!!

え!こんな最近の本まで!

本を通じて、この場にいる大人も子どもも様々な会話が飛び交います。

図書館や本屋は静かにしなきゃいけないけど、ここは喋ってもいいんだね。なんか、いいね!

自分の気になった本が集めていくと、少しずつ自分の特徴が見えてくるようになりました。

笑える本を選んだよ!1巻だけを集めてみたよ!絵本に絞って選んだんだ!

小学生に人気のある本を選んだよ!

自分の“好き”が直感的に働いたり、売れることを考えて意識的に選んでみたり、本当に人それぞれで面白い!!

読んで、選んで、また読んで。本との新しい関わり方。ゆっくりと豊かな時間が流れていきました。

初回の最後のミッションは、選んだ本の値付け。プライスシールに値段を書いて貼っていきます。

これまた色々悩んだり、相談しあったり、ここでも直感を信じてみたり!

そしてあっという間に3時間経過!今日のことを輪になって対話してみました。

今回のメンバーはもともと本が好きな子もいれば,普段は本に馴染みのない子も。それでもみんな口を揃えて面白かった!楽しかった!とのことでした。

1000冊という多さにもびっくり。もっと多くの本の中から選んでみたい!という声も、全部眺めたつもりでも、見るたびに「あれ?こんなのあったっけ?」と新しい本と出会える!という声も。

売る・選ぶという意識で本とゆっくりたっぷり触れ合うことは、普段の読書や本の付き合い方と少し違うようでした。

さて、初日はここまでですが、この企画ははじまったばかり!次週からは、「小径のノエル」までSATO COMPANYと協同して、本屋づくりを進めます!

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