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カメラは私の冒険道具

カメラは私の冒険道具

written by kizuku-takeyama



Flanuer Session  「レンズを通してみよう」(4/19)

【企画概要】

私たちの身の回りには、常に「瞬間」があります。家族と過ごす時間、大切な友達との思い出、風景の美しさを感じる一瞬。しかし、日々の忙しさに追われる中で、その瞬間を見逃してしまいがちです。

携帯やスマホとは違って、レンズを通して見える世界は、何だか少し特別で、普段何気なく見ている景色が、まるで別の世界のように見えてきます。そこには、自分が気づかなかった色や形、光や影があふれていて、「写真」・「動画」を撮ることで初めて発見が生まれます。

『まずは撮ってみよう!!』

カメラを手にした瞬間、きっと新しい世界が広がります。自分の目で、心で感じたものに、シャッターを押し、形にして、視てみよう!!                           

【ちょとした気持ち】

カメラをやってみたい子と保護者の要望で立てようと思った企画

私は、カメラのプロでもないし、カメラを買ってまだ2年ちょっとで、構図を気にするほどの知識はない。だからこそ教えられることは

「カメラってなんか良いんだよね〜」

ってことだけ。

活動の見立てや目的、狙いが定まらないことに、不安が残るのは正直な気持ち。当日「どうなるんだろう」と楽しみな気持ちはあるが、それはどこか自分の「なりたい」「追いかけ」が繕っている気がする

【活動内容】

カメラの基本設定

今回はオートではなくマニュアルで撮影をするということを決め、カメラの基本事項だけみんなで押さえた。大人だけで参加してくださる方もおり、親子参加の方にもそれぞれにカメラ1台持ってもらい、見守り・付き添い要員は今回はなし!!

みんなでいざ撮影へ!           (at  蚕糸の森公園)

全員が一緒に回るのではなく、とにかく自由に歩いて撮影してもらい、私も監視はしない。

30分間の撮影を行い、VIVIに戻ってみんなで鑑賞会!!

鑑賞の様子(instagramから)

みんなの写真はこんな感じ↓

みんなの写真まとめ

みんなの写真を大きな画面で映しながら見ていき、質問したり、感想を共有した。

6人全員同じ場所でも撮影した写真もそれぞれに色があり、個性がある。自然のお花や、川の水、生き物、それ以外に自分とカメラが回りながら撮った写真、木々の隙間から見える写真、子供の撮影風景、お店のロゴ、証明写真の中から撮影した写真など。約30分間で200枚以上撮影している人もいた。

特に子供たちが撮る写真は特段面白い。「そんな場所あった?」「ここどこ?」「そんな場所が見えてるんだ!!」と教えてもらう発見ばかりだった。

私の推し写真はこれ!!↓

木々の間の小さな窓から見える公道
証明写真機器の中から

【カメラは私の冒険道具!!】

スマホはいつでもどこでも気軽に撮れてしまうことが良いところでもあり、設定も考えなくていい。目で見る景色と同じものがそこに記録される。それが今の当たり前になり、撮影するものを四角の枠内に綺麗に「おさめる」ことを意識する。

一眼のカメラは誰もが当たり前に持つものではないし、持ち運びも大変である。レンズを覗けば暗かったり、明るすぎたり、シャッターを押せばブレてる写真であったり、思ったように撮れないことが多々ある。だが、その度にレンズを覗き、撮るものを深く観察する。小さな穴をのぞいてみえる景色はどこか冒険の途中みたい。子供の頃は小さな穴から見えるものにワクワクし、そこに何かあることがわかっているみたいに、夢中になっていた。そう思わせてくらい、子供の撮る写真は自分には絶対ない面白い視点の写真がたくさんあった。写真はブレてたり、明るかったり、真っ白、真っ暗だったりする。それが面白いのだと気付かされた。わざわざこの重いカメラを持てばどんな街も森みたいに冒険・探検する気分になれる。

私のカメラは冒険道具みたい

「カメラってなんか良いんだよね〜」の理由はまだ見つからない

                       VIVISTOP   竹山築


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