今日は朝から音を立てて雨が降っていました。登園する子どもたちも、「すごい降ってたよ!園庭大丈夫かな?」「園庭が海になっちゃう!」と窓ごしに園庭を心配そうにながめる子もいました。

久しぶりの雨だから土も畑も喜んでるね、と子どもたちとお話しました。

 

 

部屋では自分たちの好きな遊びを目一杯することができました。

制作コーナーでは袋を使ったふうせん作りです。自分たちで袋に好きな絵を描き・・・・

「んーなにをかこうかなー?」「袋ってうまくかけないな・・・・」

と、試行錯誤しながら描いていきます。

そして、ふぅ!と袋の中に息を入れてふくらまします。これが少し難しく、友達どうしで助け合いながらふうせんにします。

ひもをつけたらふわふわ浮かぶふうせんです。「完成!」

「こんなにふわふわしてる!」

「うわぁ~!とんだ!」

 

「風にもとばされるかな?」

「外に行きたいけどなぁ・・・・雨だしなぁ。」

 

先生の顔をうかがうように子どもたちの顔がのぞきこんでいます。

「テラスに行こう!」そう言うと、「本当に!?やったー!」

 

子どもたちは飛び跳ねてテラスへ!

自分で作ったふうせんを持って走ります。風に乗ってふうせんがふわふわ泳ぎます。

雨の音に負けないくらい、子どもたちの楽しそうな声が響き渡りました。

 

 

部屋ではこんな子どもたちの姿も。

どうやら年長さんと、椅子に座って何かを聞いている年少さんです。

何を話しているかというと、年長組の子は筒になったブロックを通し、年少さんに物語を話してくれているのです。

彼の持っているお話を年少さんに聞かせてあげている姿に、ほっこりしました。

 

夏休みの間だからこそ、たくさん異年齢の関わりを持つことが出来ます。

その中でお互いに刺激し合い、助け合い、思いやる心を育んでいくようです。

さて、雨でも元気な子どもたち。お昼寝の後はなにをして遊ぶのでしょうね。 (齊藤)