今日は、風が少し冷たかったのですが、朝の日差しがぽかぽか温かく、とても気持ちのいいお天気でした。

そのため、少しテラスに出て遊ぼうかと子どもたちに提案をしました。すると何をしようか何人かのお友だちで相談を始めました。

お家ごっこをしようと決めると、マットをせっせと運び、おままごとに使うおもちゃを運び始めました。

「先生どうぞ」とパンケーキやお肉のランチなど、おいしそうな料理も作ってくれましたよ♪

少ないお友だちから始まった遊びが、どんどんお友だちが増え、みんなで遊ぼうとする姿が見られました。

お友だちがたくさん仲間に入ったことで、お家ごっこから、お家を守るヒーローの登場や、虫博士が現れたり…どんどん遊びが展開されました。

運動会を通して、力を合わせることや、相手を思い合うことを知った年中組の子どもたちは、遊びを楽しみながら笑顔でお友だちを迎え入れているように感じました。

その姿は室内でも見られています。例えば、はさみを使って折り紙を切り、遊び始めたお友だちがいて、それを見ていた友達が興味を持ち、一緒に切り紙や飾り作り、先日の運動会ダンスの衣装を折り紙で表現したり、作ったものを互いに見せ合ってたくさんの工夫を共有していました。

互いに興味を持ちあい、自分の想像や作ったものを見せ合い、こうして色々なものに関心が広がっていきます。

お友だち同士の関わりから、好きなもの・得意なことに気づくことができています。

そして自分でやりたいと思って考えた遊びだからこそ、子どもたちはこだわって取り組んでいました。

遊びから、自分の思いを伝え、相手の思いに気づくことや表現し合うことの楽しさをたくさん感じてほしいと願っています。

そのために、子どもたちの気づき・発見をしっかり受け止め、表現をしていけるよう保育者として今後も援助をしてまいりたいと思います。さあ、明日は何をしようかな♪みんなが元気に子ども園に来てくれるのを待っていますね。

(りす組担任 丹野)