今日は、8月のサマースクール1日目でした。

久しぶりに子ども園に来たお友達は、少し背が伸びて、元気なお顔を見られて嬉しかったです。

今日のプログラムはお料理。朝から、「何を作るの?」「楽しみだな」とわくわくしている子ども達の声が聞こえてきました。

エプロンや三角巾をつけて、鮑子先生からお料理の手順を教えていただきました。

「今日はピザを作ります!」と聞くと、「ピザ大好き!」「この前お店で食べたよ」と楽しみで仕方がない様子。

どのように作るかお話を聞いた後は、いざお料理開始!

まず、生地を伸ばして、トマトソースを塗ります。生地を伸ばしながら、「わーやわらかい!」とあちこちから声が上がっていました。

その上に具材をトッピング。「ほら、お顔みたいでしょ?」「僕はこんな風にしたよ。」とお友達と会話をしながら楽しんでいました。

最後にチーズをのせたら、あとは焼き上がりを待つのみです。

トッピングの具材のトマトは、朝、年中組と年長組の子ども達が短大生のお兄さん、お姉さんと一緒に収穫したものを使いました。きれいな彩りとなってくれました。

年中組と年長組は、ピザ作りの他にもスープに入れる野菜をナイフで切る作業もしました。

いよいよ給食の時間に、焼き上がったピザの登場!

お皿にのったピザを見て、「美味しそう!」「これ私が作ったピザだ!」と次々に嬉しそうな声があがっていました。

みんなでいただきますをして、まずピザに手を伸ばす子ばかりで、ぱくりと食べると「おいしい!」と今日一番の笑顔が見られました。

スープのお野菜も上手に切れていておかわりする子が何人もいましたよ。

今日は、お料理の他にもお楽しみがありました。食育の一環として、帰る前に、短大の先生、学生がトマトのお話をしてくれました。

トマトのお姫様が、茄子やベーコン、チーズと仲良くなって、美味しいピザが出来上がるというお話に、真剣に、時に笑いながら、楽しくお話に耳を傾けていました。

トマトが苦手な子もいたのですが、自分たちで収穫、料理したものだからと頑張って食べる姿も見られ、私自身もとても嬉しく感じました。

今日一日のプログラムの中で、子ども達の笑顔が沢山見られ、「楽しかった!」という言葉を聞くことが出来、同じ時間を過ごせたことが、私の夏の思い出のひとつとなりました。

(年少組長時間保育担当 中嶋)