テーマ 「家族」

【ぱんだ組】

子ども園で一番小さなぱんだ組の子どもたちも、日々の生活の中で楽しみながら制作してきた作品を中心に、作品展へ参加しました。子どもたちは、制作活動を通し、描く・ちぎる・貼る・塗るなど、指先を使う作業をたくさん経験しながら、自由に表現していくことに喜びを感じることが出来たようです。今回とても楽しみに取り組んでいたのは、大好きな絵本『おおきくなったら』の生き物を作って、お話の世界を表現することでした。お父様やお母様、そしてこの話に出てくるゾウさんのように“身体も心も大きくて優しい人になりたい”と話していました。また、大きなゾウは子どもたちがみんなで協力して色づけをし、一緒に作る楽しさ、一体感も味わっていました。当日は、保護者の皆様、そしてたくさんのお客様に見ていただき、「上手に出来たね」「こんなこと出来るの」と誉められ、とても自信になったことと思います。ありがとうございました。これからも、制作で自由に表現する楽しさをたくさん感じられるようにしていきたいです。(ぱんだ組 松田)

【年少組】

年少組は「ご家庭での家族」そして、毎日を過ごしている「子ども園での家族」を作品で表現しました。様々な素材を使用していろんな形での家族を作り、ご家族の方に喜んでいただき子どもたちはとても嬉しそうでした。年少組は、初めての作品展で「みんなで協力して作り上げることの嬉しさ、楽しさを感じる」「大好きな家族を自分なりに表現する」というねらいをもとに作品作りをしてまいりました。

少しずつお部屋の中に作品が増え、出来上がるごとに「楽しみ〜。」や「お風呂ができた!」など楽しみにしていました。作品が増え、お部屋が変わっていくことで子どもたちの気持ちも高まり、今日クラスに入って来た瞬間は、吸い込まれるようにキラキラとした目で作品をお家の方たちと楽しんで見ていました。「これは、お風呂を作ったんだよ」「ケーキは、全部つくったよ」など細かい説明もきちんとお家の方にお話をしていました。自分の作った作品をしっかりと説明し家族で楽しんでいる姿を見てあたたかい気持ちを感じ、子どもたちの成長を感じることができました。

作品の中には、6月の入園したばかりの頃の作品から3学期に入ってからの作品と成長を感じることができました。最初の頃は、ぐるぐる描くだけや塗り残しが残っていましたが、今はしっかりと色を塗れていたり、曲線が切れたりと様々な経験を通して成長していった様子を感じていただけたかと思います。

また、保護者の方からもたくさんの嬉しいお言葉をいただき、子どもたち、私たち保育者も嬉しい気持ちでいっぱいです。今回は、作品作りにご協力いただきありがとうございました。

最後になりましたが、今回は短大生の方とも共同制作で冷蔵庫など作っていただきありがとうございます。これからは、子どもたちと使わせていただきます。

今回の作品展を通して、一回り二回りも大きく成長した年少組さん。残りの一ヶ月ほどをみなさんのあたたかい家族のように、毎日楽しく過ごしてまいりたいと思います。

本日は、作品展にお越しいただきありがとうございました。(ことり組 小山)

【年中組】

年中組では、「身近な素材や教材の様々な使い方や使い道を知り、楽しんで製作をする」「自分の家族を思い、製作を通して表現する」ことを、ねらいとして、活動してまいりました。
家族のお人形作りでは、自分が何人家族かを考えながら、それぞれに合わせた毛糸の色を選んだり、お顔を描いたり、特徴をつかんだ素敵な家族ができあがりました。
ご家庭からお持ちいただいた空き箱を使い作ったおうちは個性あふれる作品でした。「工夫して、考える」ことができるよう、少しヒントを伝えながら、子どもたちを見守りました。空き箱を自由に組み合わせる際は、立ち上がるほど熱中する子も多くいました。空き箱収集にご協力いただきまして、ありがとうございました。
他にも沢山の作品を、ご家族の皆様に嬉しそうに、得意気に見ていただいている子どもたちの笑顔にこちらも幸せな気持ちでいっぱいになりました。皆さん、ひとつひとつの作品をじっくりと会話をしながら見てくださり、とても嬉しく感じました。作品展を通して、子どもたちの1年間の成長を見て、感じていただけたのではないでしょうか?あるおばあ様からこのようなお言葉をいただきました。「どの作品も子どもたちの表情が明るくて、幸せなんでしょうね」きっと、大好きなご家族と温かいご家庭で過ごしているからでしょう。うさぎ組、りす組で過ごすのも残り約1ヶ月。子どもたちが幸せに過ごすことができるよう、親心を忘れず保育をしていきたいと思います。
本日は、作品展にいらしていただき、本当にありがとうございました。 (りす組 中嶋)

【年長組】

年長組では、『家族』=『おうち』という思いがあり、共同制作では、ゆり組ばら組が一丸となって『大きなめいろのおうち』をみんなで協力して制作を行いました。

家族が集まる場所、過ごす場所としてお家を作ろう!という話をした時から、「どうやって作ろう?」「どのくらい大きいの作る?」と大張り切りだった子どもたち。たくさんの意見が出た中で4つまで絞り、多数決で『めいろのおうち』に決定!!

「早く作りたいよ」「明日から作るの?」と目を輝かせながら、取り組みました。
グループ制作では、4つのグループに分かれて話し合いをし、どんなおうちを作るか考えました。「話し合い」の中で意見が合わなくてもどうしたらいいかをみんなで考える姿はとても真剣。自分の気持ちだけでなく友だちの言葉も聞き、全員が納得しておうちを決めることができたのはさすが年長組だと思いました。
また、今回、新渡戸文化短期大学の学生の方が大きなおうちを作ってくださいました。子ども達は「すごーい!これを使ってめいろ作るんだよね?」ととても喜んでいました。短大生の方、ありがとうございました。
そして個人制作で作った『あったらいいなこんな道具』
先  生:「おうちにあったらいいな~って思う道具って何かな?」
子ども①:「うーん。掃除機?」

子ども②:「それは僕のお家にもあるよ~!」
先  生:「本当には見たことないけれど、あったらなって思う道具を発明してみよう!」
子ども③:「じゃあ勝手に動く道具とか?」「お家を守るロボット!」

素敵なアイデアがたくさんでてきました。「ママはお洗濯大変そうだから、勝手に全部やってくれる道具作る!」などお母様ことを思いながら作る様子もみられました。

廃材同士をつなげるためには何を使えばいいか、どの廃材を使うかなど子どもたちが工夫して考えて作りあげました。

子どもたちの夢や希望がたくさん詰まった作品になりました。
少しずつ出来上がっていくクラスを見て子どもたちも見る人がどうすれば喜んでもらえるかということを考えながらみんなで飾ることができました。

見に来てくださったご家族の方、来園してくださった方、子どもたちの成長を一緒に感じることができたことを感謝いたします。ありがとうございました。
後ろに貼ってあった大きな絵は家族のように共に過ごした子どもたちが集まるひろばをイメージしました。卒園まであと1ヶ月。一緒に笑って泣いて過ごしたかけがえのない友だちのことをずっと忘れないでほしいなと思います。(ゆり組 髙橋)

 

【長時間】

長時間保育のみんなで頑張って作り上げた家族パネル。

「わたし猫がいいから、お母さんはおばあちゃんね!」「パパはやっぱり大きいね!」

「すごいね、お友達と作ったの?」「折り紙をちぎってお洋服にしたの?」

など会話が生まれ、見ていて温かい気持ちになりました。

みなさんは、何に変身したでしょうか。素敵な1枚は撮れましたか?

お芋ほりの後にコーナー遊びで行った野菜のスタンプ。切り口が面白く、それぞれの野菜の断面を見て、「こんな風になっているんだね」と会話が弾んで、どんな風になるのかわくわくしながら、伸び伸びと表現遊びを楽しみました。

サルビアの花言葉は「家族愛」。家族のことを思い、考えながら作った花たち。折り紙をちぎる、ねじって広げる、指先の感覚を養いながら、グループでひとつひとつのお花を作り上げることができました。当日、初めて花壇に飾ってあるサルビアを見た子ども達は、とても喜んでいました。

家族写真の制作時、カラフルでいろいろな形のマカロニをボンドで貼り付け、マスキングテープや丸シール、スタンプなどで飾りつけをし、オリジナルの写真フレームが出来上がりました。ホールに飾ってある自分の作品を、「ここね、ポイントだよ」「テープを貼っただけじゃなくて、この下に○○を描いたよ」と、ご家族の方々に一生懸命説明している子ども達の姿が見えました。

保護者の方、ご協力いただきましてありがとうございました。

また、短大生のみなさんも、長時間の子ども達に作品を寄付していただきまして、ホールに花が咲きました。ありがとうございました。(長時間担任 丹野)