子ども達が待ち望んでいたクリスマスの日を迎えました。「先生、今日、上手に出来るかな?」「歌を頑張って歌うね。」と子ども達なりにこの日のために気持ちを高めて登園してくれました。クラスのアドベントカレンダーに今日で最後の飾りをつけ、「今日が本当のクリスマスだね。」と子ども達は嬉しそうに話していました。

ホールに向かう時には、「静かな気持ちで。」という言葉に手を胸に当てて、先生たちの顔をじっと見ている様子が印象的でした。ロウソクに点火をし、子ども達が困っている方のことをおぼえ、自分たちの出来るお手伝いをしたり、我慢をした分を献金箱に入れ、みんなの気持ちがいっぱい詰まった献金箱をおささげすることで、自分たちの幸せに感謝をすることが出来ました。

子ども達はページェントをしました。羊や羊飼い、それぞれの役になり、厳かな気持ちでお祝いのページェントをしました。見てくださったお母さま方も同じ気持ちで見てくださっていたことと思います。

その後、電気がついて部屋が明るくなったかと思ったら…なんと新渡戸文化子ども園にあわてんぼうのサンタクロースがやってきました!!子ども達はびっくり。全員にプレゼントを持ってきたサンタさん、「プレゼントある?」と聞いた子どもの声に大きくうなずいてくれました。一人ずつプレゼントを受け取り、「ありがとう!!」としっかりプレゼントを手に抱いていました。

クリスマスに向けて、お母さま方のために子ども達は「ないしょ」のプレゼントを作っていました。粘土や松ぼっくり、どんぐりを使ったかわいいキャンドルスタンドです。お母さま方からも「ないしょ」のプレゼントがあり、今日はお互いに交換をしてサプライズ!!嬉しそうなみんなの笑顔が並びました。そのあと、全員でお茶とお菓子で楽しい時間を過ごしました。

1年に1度のクリスマス。今年は子ども達にもご家族にもいつもとは違うおごそかなクリスマスのひと時を過ごして頂けたと思います。私たちも日頃の幸せに感謝して、本当のクリスマスの日まで過ごせたら良いと思います。

(年少組担任  毒島)