年長組は、運動会が終わり、小学校就学に向けての身体作りとして、先週から午睡が無くなりました。

年少、年中組が寝ている間、晴れているときは年長組だけで思いっきり外遊びを楽しんだ後に、曜日ごとに違う活動をしています。

今日は「アートの時間」として、お部屋で制作活動をしました。

今日のテーマは「新聞紙」です。普段、お家の方が読んでいる新聞紙は、広げると大きいこと、丸めてボールを作ったり、くるくると巻いて棒状にできること、縦横どちらから破ると綺麗に破けるか・・・等、画用紙や自由画帳とは違う新聞紙の性質を改めて確認しました。

「こんなこともできるね」と新聞紙の形が変わると、「不思議な紙だね!何でもできるね!」と嬉しそうな声が聞こえてきました。

この新聞紙を使ってどんなものを作ろうかな?

一斉に思い思いのものを作り始める子どもたち。

ハサミやテープなど、道具の正しい使い方が身についている年長さんだからこそ、いろいろな材料を使いお約束を守って自分のイメージを形にしていました。

「ハサミは椅子に座って使うこと」というお約束を伝え、それ以外はお椅子でも床でもどちらで作ってもいいことを伝えました。

すると、自分でどちらのほうが作りやすいか考え、作る環境も自分たちで作り上げていました。

 

「ピンクのビニールテープ持っているひとー?」と聞くと、「私持っているけど、いま使っているから後で貸すね!」

ときちんと会話をしている子どもたちの成長に驚く場面もありました。

 

 

 

できあがった作品は、どれも素敵ですね。お友だちとお揃いのブレスレット、サッカーや野球セット、釣竿、プリンセスのステッキなど、たくさんの子どもたちの表現が見られました。

これからも、子どもたちの豊かなイメージをのびのびと表現できる場を作っていきたいと思います。

(長時間保育担任 石澤)