月に一度のお楽しみ。今日はデイリープログラムで、年中組がクッキングを行う日でした。

今日は「夏野菜のごま和え」を作りましたよ。夏に美味しいオクラとスナップエンドウ。

オクラはどんな風に育つのかな?と写真を見ながら講師の先生と一緒に考え、

空に向かって大きく育つことを知り、黄色のかわいらしい花を咲かせることなど新しい発見や学びがありました。

また固い部分は切ってお料理をすると、おいしく食べられることや、

スナップエンドウの中には小さな豆が入っていること、オクラを切った断面はお星さまの形をしていることなど、

実際に見て、触って、調理をすることで子どもたちは「もっとやりたい」と興味を持つきっかけとなっています。

「ごまを細かくすると、いい匂いだね」「オクラはねばねばしているね」という発見を友だちと共有し、力を合わせて取り組んでいます。

苦手であったり、普段あまり食べたことのない食材もクッキングを通して、自分で作ることができたという経験から、

子どもたちの中で「食べられるようになった」という自信や、「お父さん・お母さんや家族にも食べさせてあげたい」という思いにもつながっております。

クッキングの活動を終えると、「クッキングって楽しいね」と子どもたちが振り返り、

「この前のお料理も自分で作れたよ」と進んで話してくれる姿も見られています。

このように自分で興味を持って取り組むことで、食材への感謝の気持ちや「食べること」は元気に過ごすために大切なことであることなど自分の中で理解することにつながります。保育者として子どもたちが今後も、生き生きと興味を持って「食」に関わっていけるように、働きかけてまいりたいと思っております。ぜひご家庭でも、「食」に触れるきっかけとして、買い物にいくことや、一緒に料理をするなど色々なことに挑戦してみてくださいね。

 

今日のクッキングについても、お家の方とぜひお話をしてみてください。

美味しいご飯をたくさん食べて、明日も元気に子ども園に来てくれることを待っています。

(りす組担任 丹野)