-7- 第361号 NitobeBunka Times 平成20年3月11日

新渡戸森本研究所

新渡戸・森本研究所と3Hカルチャー・セミナー

新渡戸・森本研究所 研究員 宍戸 修

 2005年4月に開設された「新渡戸・森本研究所」は今年で4年目を迎えました。
 この研究所は、本学の精神的な基盤である初代校長新渡戸稲造博士・創立者森本厚吉博士の教育思想を現代の教育に展開するに必要な調査研究を行い、本学園および本学園の各学校の教育活動に寄与し、広く社会に公開することを目的としています。
 主な活動として、調査研究、研究会、講演会、展示会を計画して、昨年から各校の協力を得て「3Hカルチャー・セミナー」として連続講演会を開催しました。2007年度開催のセミナーの表題・講師・はつぎのとおりです。

  1. 「インターネットマナー」
    (吉田典之氏 讀賣新聞社記者)中高と共催10月6日

  2. 「新渡戸精神を生きるあなたに」
    (佐藤全弘氏 大阪市大学名誉教授)学園創立八十周年記念行事のなかで、10月13日

  3. 「給食メニューに挑戦」
    (大島恵子氏 本学准教授)短大生活学科担当、11月10日

  4. 「いざというときのためのAEDの使い方」
    (安田康晴氏 国士館大講師)短大臨検学科担当12月1日

  5. 「いのち やさしさ おもいやり」
    (松崎運之助氏 元夜間中学教諭)短大生活学科と共催2008年1月8日

  6. 「メタボリック・シンドロームと食生活」
    (梅村詩子氏 本学短大教授)短大生活学科担当1月19日

  7. 「子どもに伝えたい、聴かせたい、なつかしい童謡」
    (兒玉夏子氏 本学教授川村祥子氏本学専任講師)生活学科担当2月16日

 このセミナーは学外への情報発信の試みを含めて実施され地域及び一般方々とのつながりを持つ契機となりました。
この経験をベースにとして更に本学園の理念を広く発信するために、3Hカルチャー・セミナーの次のプランを作成中です。決まりましたらホームぺージなどでご案内いたします。
また学外の研究所、記念館などとの情報の交換や資料提供なども実施し、研究の活性化と本学園からの情報提供にも努めています。その主要な機関は、日本女子大学成瀬記念館、麗澤大学廣池千九郎記念館、北海道大学大学文書館、東京女子大学図書館、盛岡先人記念館、花巻新渡戸記念館、ニセコ有島記念館等です。なお、研究所の主要な任務の一つである資料の収集と調査も森本晴生所長が中心となって、積極的に推進しております。
 さらに資料のデータ化の作業も開始されています。研究所は今後とも情報の収集と発信を通じて、皆様のご協力を得ながら本学園の豊かな発展のために専心してまいりたく思います。


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同窓会

祝「新渡戸文化学園」

本年度は部会開催年。各部会にご参加を

 新渡戸文化学園スタート、おめでとうございます。新たな気持ちで学園の発展を応援します。
 同窓会名称変更については、現在各学校とも「東京文化」の校名を用いているので、役員間で慎重に検討中です。

学園への寄付金

 同窓会では昨年の学園創立八十周年に際し総額1,650万円を寄付いたしました。内訳は次のとおりです。
同窓会本部 1,000万円
短大部会 200万円
リブラ会(医技部会) 100万円
高校部会 300万円
小羊会(小学校部会) 50万円
 同窓会本部の寄付金は、毎年行う観劇会と新渡戸祭の収益が大部分を占めています。今後も同窓生皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

平成20年の活動

幹事会
5月12日(月)

観劇会
7月6日(日)昼
新橋演舞場「おしん」

「泉」発行
9月末から10月

新渡戸祭参加
11月2・3日

理事会
4・6・9・12・2月
  計五回開催予定

その他
部会開催、海外・国内旅行計画、入会式等

観劇会について

 観劇会のチケットは、各部会の幹事長を通してお求めください。お問い合わせは同窓会事務室まで(月水金の十時半から三時)
 観劇会についてのご意見・要望をお寄せください。

 各学校ごとに開かれる部会については、なんらかの方法でお知らせしますが、ご不明のときは本部事務所へお問い合わせください。


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